旅行先は決まりましたか?旅行先でゆっくりと楽しむためにはまず情報収集が欠かせません。
特に目的国の治安や旅行者受け入れ状況は、その国に入国できるかどうかが関わってきますので必ず確認しなければなりません。それでは情報収集の仕方をみていきましょう。
海外旅行先の安全情報を調べよう
外務省のホームページでは世界各国の安全情報が提供されています。こちらの外務省へのリンク先ではそれぞれの国ごとに危険度や入国の情報などを知ることができますので必ずチェックしてください。外務省のwebサイト内ではいくつかチェックして頂きたい項目があります。一つずつ確認していきましょう。
Link外務省 海外安全情報
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危険情報と判断のしかた
外務省のページを開くと世界地図が表示されています。その中から目的の地域をクリックするか、その下の地域別リンクをクリックします。同じようにしてさらに目的の国が選択できますのでクリックします。
ページ左側の「危険情報」の欄にはその国の地図とともに色つきで危険度が表示されています。レベル1(黄色)からレベル4(赤色)まであり、白い部分はレベル0(危険度なし)になります。初めて海外旅行に行かれる方はレベル0とされている国が適しています。
日本人のよく行く旅行先で色のついている国がありますが、レベル1までの国、地域までにすることをお勧めします。レベル2以上の国、地域では内戦やテロが発生する可能性があり、海外旅行初心者の方が観光等で行くのはおすすめしません。
「安全対策基礎データ」でチェックするもの
この項目の中にはその国の様々な情報が書かれており、できればすべてに目を通しておいてほしいのですが、その中でも必ずチェックしていただきたい項目があります。
査証、出入国審査等
これは主に旅行者としてその国に入国しようとされている方がどのような査証(ビザ)が必要かが書かれています。ビザとはそれぞれの国が発行する入国許可証のようなもので、パスポートとは別のものです。
日本のパスポートをお持ちの場合、多くの国ではビザを取得するのに特に手続きを必要としない国が多いですが、国によっては出発前に日本国内の大使館などで発行の手続きをする必要がある国もあります。ビザの発行は国によっては一か月ほどかかる場合もありますので出来るだけ早くに確認しておいてください。
国によって、またビザによってその国に滞在できる日数が変わってきますので、長期滞在を予定されている方はビザの期限を確認しておいてください。
滞在時の留意事項
「安全対策基礎データ」タブの中に「滞在時の留意事項」の項目があります。
ここには滞在中に守らなければならないその国のルール等が書かれています。訪問先の制限や服装、写真撮影のルールなどの注意点も書かれています。ここでは特に観光、移動に制限がないことを確認してください。
緊急時の連絡先、問い合わせ先
ここには旅行先の警察や救急などの緊急連絡先が記載されています。また、その国内の日本大使館等の連絡先もあります。メモをとる必要はありませんが、ここに連絡先が書かれているということを覚えておいてください。
3つの確認事項
基本的な情報収集は以上になります。最初のステップとして、
- その国に入国できるか
- ビザの手続きは必要かどうか
- 入国後は安全に観光が楽しめるかどうか