初めての海外旅行、飛行機乗り方ガイド
現地で使える通貨と支払い手段を準備しよう

現地で使える通貨と
支払い手段を準備しよう

海外で旅行するには現地の通貨が必要になります。大切なお金をうまく使っていけるよう、ここでは様々な通貨の使い方の知識とコツをご紹介していきます。

現金の両替とクレジットカード、ほかに必要なものは?

海外で現地のお店で買い物をするにはいくつかの方法がありますが、初心者にお勧めするのは現地通貨とクレジットカードの組み合わせです。おそらくこの方法が初心者の方にも分かりやすく、確実で、安全性も高い方法となります。また、現地通貨は見慣れない通貨ですので手に入れる方法だけでなくそれを使う方法についても知っておいていただきたいことがいくつかありますので順に見ていきましょう。

現地通貨について調べておきたいこと

多くの国ではその国独自の通貨のみが流通していますが、一部の国ではその国の通貨とUSドルの両方が流通していたり、その国の通貨は存在しているものの、実際にはUSドルしか流通していない、などの場合があります。また、ユーロ(EUR)のようにヨーロッパ圏で国を超えて使われるような通貨もあります。ですのでできれば少し詳しく、実際に現地ではどういう通貨の使われ方をしているのかを調べておきましょう。

検索エンジンにその国の名前を打ち込むと「wikipedia(ウィキペディア)」のページがでてくると思いますので、それを開いてスクロールしていくと「経済」の項目の中で「通貨」について書かれていますので読んでおいてください。 または、次のwikipediaのリンクを開いていただいて、検索窓に行きたい国の名前を入力していただいてもページを開くことができます。
Linkwikipedia(ウィキペディア)

海外には様々な通貨がありますが、「ドル」と名前に付く通貨も多くあります。
アメリカドル
香港ドル
台湾ドル
シンガポールドル
オーストラリアドル
ニュージーランドドル
これらは全て異なるもので、通貨レートも違いますので気を付けてください。通貨の名前を言う時は「国、地域の名前+通貨の名前」で言うとわかりやすいです。

現地通貨がわかったら、今度はその通貨の名前で検索してみましょう。現在の対日本円の為替レートが表示されるはずです。いま現在どのくらいのレートなのか知っておいてください。現地でお買い物をする際に日本円に換算する必要があります。特に、1000円分は現地通貨でいくらか?を覚えておくと便利です。例えば1ユーロ(EUR)=130円の場合、1000円だと7.69EURです。これを少し控え目に、7EURで1000円くらいと覚えておくとお買い物の際やレストランで注文する際に値段の計算がしやすくなります。

両替の仕方と所持金の目安

現地の現金を入手するのに一番簡単な方法は出発時に空港のターミナル内で両替することです。成田空港や関西空港では国際線の出発ロビーなどにいくつか日本の銀行のブースがありますのでそこで両替することができます。深夜便でご出発の場合業務時間外になっていることもありますので、事前に営業時間を調べていくことをお勧めします。
Link成田空港公式 両替所案内
Link関西空港公式 両替所案内

国内の空港以外の銀行でも外貨両替サービスを行っている所がありますが、都市部の大きな店舗のみなど扱っている店舗が限られたり、主要通貨以外は扱っていない場合がありますので、利用をお考えの方は事前に銀行へお問い合わせください。

到着後の現地の空港ロビーにも為替ショップがあることが多くそこで両替することができますが、こちらも同様に営業時間外の場合もあるため日本国内で両替しておくことをお勧めします。

両替しておく金額はその国の物価や旅行期間によって変わるのですが、まずは一人あたり1万円くらいが良いのではないかと思います。現地でのタクシー、電車、バスなどの移動、屋台などでの食事などで現金を使うことが多いです。その他のお土産などのお買い物はクレジットカードが使えます。現金はクレジットカードを使わないような少額のものやクレジットカードを使う設備がない時のものと考えてよいでしょう。

もちろん多めに現金を持っていてもよいのですが、盗難、スリ、紛失などで失くしてしまった場合に被害が大きくなってしまいます。また、使いきれなかった現金はいずれ日本円に再度両替すると思いますので、両替手数料を2回払うことになってしまいます。旅行が終わって現地の空港に到着したときに、少なくとも空港までのタクシー代や1日の食事代以上の現金があればちょうどよいくらいではないでしょうか。

海外旅行にクレジットカードを持っていくメリット

最近は〇〇ペイなどのキャッシュレス決済が増えてきましたが、海外では使えないため海外旅行ではまだまだクレジットカード支払いが主流です。日本でもそうですが海外でも旅行者が訪れそうな場所はクレジットカードが使えるようになっています。ホテル、航空券の支払いなどは必ずクレジットカードでできますし、最近では公共交通機関でも使えることが多くなっています。

クレジットカードがあれば必要以上に現金を持ち歩かなくてもよいのが良い点ですし、もしなんらかの不正で利用していないのに利用されたことになったとしてもカード会社に連絡をすれば基本的には返金してもらえます。

また、年会費無料のものであってもクレジットカードには海外旅行保険が付いています。飛行機が遅延したり、荷物を紛失してしまったりといった場合にも保険が使えます。

一部のホテルではチェックインの際にクレジットカードでデポジット(預け金)分の支払いを求められ、チェックアウトの際にこのお金の返金処理をするというやりとりが必要な場合があります。

このようにクレジットカードは海外旅行の際に非常に使いやすいアイテムです。というより海外旅行で使ってもらうためにクレジットカードが進化してきたと言ってもよいでしょう。

そして、少し上級者向けになりますが、次にご紹介するATMから現地通貨を引き出せるという点が旅行者にとってとても便利な機能になっています。

クレジットカードでATMから現地通貨を引き出す

クレジットカードを使ってお買い物をすることを「ショッピング」と言います。この使い方以外にクレジットカードには「キャッシング」という機能があります。キャッシング機能を使うとATMから現金を引き出すことができます。海外のATMでも同様に現地の通貨を引き出すことができます。

海外旅行ではこのキャッシング機能が大変便利で、ATMは様々なところに設置されていますので現金が足りなくなったときにすぐに入手できます。両替所は空港にはありますが、街中だと意外に数が少ないため探すのに苦労します。

海外のATMでキャッシングをするとATM手数料がかかることがありますが、たいていは日本のATMと同じように数百円ほどです。引き出した分の返済は翌月に一括で自動引き落としされることが一般的です。その間、約一か月分の金利がかかってきますが、引き出した金額の1%ほどになります。

また、為替のレートは一般的なレートとほぼ同じですので、両替所を探しまわったりそこまでの交通費を考慮すると近くのATMを利用したほうが便利です。

このようにとても便利なキャッシング機能ですが、いくつか注意が必要です。

まず、キャッシング機能はクレジットカード申し込み時には付いていないことが多いため、ご自身で申請しないといけません。キャッシングは基本的には「借金」ができる機能ですので、キャッシングの審査は通常のショッピング利用のクレジットカード発行よりも厳しくなります。

また、キャッシングを利用した場合、その金利はかなり高くなるため分割で長期的に返済をしてしまうとその分返済する利息も増えてしまいますので気を付けてください。日本国内ではキャッシングの返済方法は分割や一括が選択できますが、海外で利用した場合は基本的に一括、翌月払いになります。

クレジットカードのショッピング利用では引き落としが来月ですので、その間に不正利用などがあれば救済措置をとってもらえます。しかし、キャッシングはその場で現金が引き出されますので、不正に利用された場合は補償されない場合があります。ですので、海外旅行以外でキャッシングを利用することを考えていない方は申請の際に利用可能額を選択できる最低の額にしておくことをお勧めします。

海外では、現地のATMが使えるかどうかが分かりません。ATMにVISAやMasterカードのマークが表示されていれば利用できるはずなのですが、うまく使えないこともあります。おそらくその現地の銀行の問題で、違う銀行のATMを使えば利用できることもあります。もしキャッシングが使えない場合はカードがすぐに出てきますが、場合によってはそのATMにカードが飲み込まれてしまうこともありますのでそういった不安もあります。

ATMでキャッシングを使う方法については、海外へ行く前に一度日本国内のATMで利用できるかどうか試してみてください。取り扱い手数料はかかってしまいますが、事前にそのカードがちゃんと機能しているか、PINコード(パスコード)が正しいかを確認しておく必要があります。

また、これはとても大事なことですが、キャッシングの返済方法には分割、一括のほかに「リボルビング(リボ払い)」というものがあります。リボルビング払いは絶対に選択してはいけません。返済期間が長引きその間もずっと利息を払わなくてはいけなくなります。キャッシングはできるだけ短期間で返済できるようにしてください。

トラベラーズチェックやプリペイドカード

現金やクレジットカード以外の方法で現地で支払う方法にはどんなものがあるのでしょうか?海外旅行のテクニックも時代とともに変わってきていますので新旧合わせてご紹介していきます。

トラベラーズチェックと小切手

トラベラーズチェックや小切手といった決済手段はひと昔前の海外旅行ではよく使われていました。しかしながら現在ではほとんど使われなくなってしまいました。

トラベラーズチェックとはアメリカンエキスプレスや銀行などが発行している旅行者用の小切手のことで、旅行前にこれを購入しておき、現地で現地通貨の変わりに利用することができるものです。1枚100ドル(約1万円)など細かく分けて使えるため使いやすく、帰国後にあまった分は日本円に換金することもできます。

支払いの際に1枚ずつサインするため、旅行中にトラベラーズチェックが盗難にあったとしてもサインのないトラベラーズチェックは無効で、再発行が可能なためセキュリティの面でも安全です。しかしながらクレジットカードの普及に伴ってこの役目を終えました。現在ではほとんど利用することができなくなっています。

海外旅行用のプリペイドカード

海外旅行用にクレジットカードをお勧めしてきましたが、最近ではプリぺイドカードというものも普及してきました。国内でよく聞く〇〇ペイというものではなく、VISAやMasterカードなどが発行しているプリペイドカードです。

基本的な機能は従来のクレジットカードと同じようなものですが、決済方法が異なります。クレジットカードでは来月に銀行口座から引き落としになりますが、プリペイドカードでは事前に入金(チャージ)しておいたお金から支払いのたびに引き落とされることになります。

プリペイドカードの良い点は、審査が必要ないことです。高校生や大学生などでもすぐに利用することができます。また、チャージした金額までしか使えないため、もし不正利用されてしまったとしても被害額はチャージした金額までに抑えられます。

ATMから現金を引き出すこともできますので、クレジットカードにキャッシング機能を付けたくない方にも適しています。


next海外旅行のための賢いカバンの選び方

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https://kohlo.jp/international/35-local-currency.php
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